HashHubレンディング運営事務局です。
いつもご利用いただきありがとうございます。
■ 2022年9月の貸借料率のお知らせ
貸し暗号資産サービス「HashHubレンディング( https://hashhub-lending.com/ )」の2022年9月以降の貸借料率(年率換算)は以下が適用されます。ETHの貸借料率を前月の5%から5.5%に引き上げしております。
BTC : 3%
ETH : 5.5%
DAI : 4%
USDC : 4%
今年5月から顕著になった暗号資産相場の大きな下落は、7月に底打ちして8月は一旦の反発基調を見せました。8月に暗号資産市場が反発した要因は大きく2つに整理できます。
1つ目はインフレーションのピークアウトの期待です。米労働省が2022年8月10日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.5%上昇と、市場予想の8.7%、前月の9.1%上昇を下回りました。依然として高いインフレ率ではありますが、この発表を受けて「利上げはある程度で収まるのではないか?」「リスク資産の下落に歯止めがかかるのではないか?」と期待が広がっています。しかしこれがインフレのピークアウトと結論づけるには慎重になるべきである一面もあります。7月のCPIが予想を下回ったのは原油安が原因です。そして原油安の原因は、アメリカが国内向けに備蓄を放出していることや、最もエネルギーを必要とする冬が到来していないという側面も影響しています。本当にインフレがピークアウトして金融市場下落に歯止めとなるかは今後数か月の注視が必要となるでしょう。
2つ目はEthereumの大型アップデート「The Merge」です。当該アップデートによってEthereumのコンセンサスメカニズムがPoWからPoSに変更されます。また本アップデートによってPoWのマイニング報酬への新規発行ETHがなくなり、ETHの供給量が減る、すなわち希少性が高まることも期待されています。本アップデートは9月15日頃に実行されることが予定されています。なおHashHubレンディングのETH貸出し資産に、このアップデートが自動的に適用されますので、お客様においては特にお手続きや申請等は必要ありません。
恐らく9月も世界経済を注視しながら、Ethereumのアップデートが話題の中心となる1ヶ月になることが予想されます。当該アップデートによってETHの取引高や活用手段も増えることが見込まれ、貸借料率引き上げをしております。9月もどうぞよろしくお願いします。
■ 募集の貸借料率の変更について
HashHubレンディングの貸借料率(年率換算)は、月ごとに変更される場合がございます。通常、貸借料率の変更は変更の5日前までに通知いたしますが、貸借料率の引上げについてはこの限りではありません。