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■ 2022年7月の貸借料率のお知らせ
貸し暗号資産サービス「HashHubレンディング( https://hashhub-lending.com/ )」の2022年7月以降の貸借料率(年率換算)は以下が適用されます。
BTC : 3%
ETH : 5%
DAI : 3%
USDC : 3%
6月は暗号資産が続落しました。Bitcoinは年初来で50%安になっており、厳しい相場展開になっています。厳しい市場の中でも安全にお客様に貸借料を提供するため、貸借料率の引き下げをいたします。
現在、注視されるのは、記録的なインフレーションとその退治を目的にした米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げです。
インフレーションの要因は、これまで行ってきた金融緩和と、ロシアによるウクライナ侵攻による石油をはじめとするコモディティ供給難の2つです。
これらに対応するため利上げのペースが加速しており、株式市場および暗号資産市場にプレッシャーを与えています。
一般的に利上げを行うと株式をはじめとしたリスク資産は売られる傾向にあり、暗号資産もこれまでのところ同様に値下がりしています。また暗号資産業界特有の事象としては、大手ヘッジファンドが危機的な事態に陥り、マーケットにも影響を与えています。なお、本件について当社レンディングサービスは影響を受けておらず、ご安心ください。
アメリカの5月消費者物価指数(CPI)は40年ぶりの高い伸びであり、戦後初めてヨーロッパで大きな戦争が勃発しており、非常に不安定な世界情勢になっています。直近、暗号資産マーケットも厳しい状況ですが、かつてない不安定な世界、信頼できるマネーシステムの欠如によりBitcoinが再評価される局面もあるだろうと考えています。こういった見解は伝統的金融業界からも出ており、クレディ・スイス発刊グローバル・マネー・ディスパッチに掲載された『ブレトンウッズ体制3.0 』はその1つです。※1同レポートの著者はクレディ・スイスの短期金利戦略の最高責任者であるゾルタン・ポズサー氏であり、金利などの流動性といった世界の金融システムを最も理解していると金融業界で評価されている人物です。同レポートでは昨今の金融戦争・ロシアに対する金融制裁は、コモディティ不足を助長させて、ドルは基軸通貨の座を明け渡すことになる、その過程でBitcoinも恩恵を得ると論理的に展開をしています。
その他の著名投資家としても、レイ・ダリオ氏も時折似たような見解を展開して、自身がBitcoinを保有していることを明らかにしています。※2
このような見解からも、暗号資産の意義や価値システムの見直しがある時点で起こることは十二分にありえるでしょう。HashHubとしては、暗号資産を長期的に有望な資産クラスと捉えて、資産形成の選択肢として当サービスを提供しております。同じような視点で暗号資産を保有する多くのユーザーが暗号資産を安定して増やせるよう努めて参ります。加えて、お客様の暗号資産の安全・安定を最大の優先事項としたうえで、できる限り高い水準の貸借料率を提案することを基本方針としています。長期に渡り資産形成いただくために、この方針を念頭においたうえで貸借料率を1ヶ月ごとに見直ししております。
※1
HashHub Researchによる解説:
https://hashhub-research.com/articles/2022-04-05-bretton-woods
※2
■募集の貸借料率の変更について
HashHubレンディングの貸借料率(年率換算)は、月ごとに変更される場合がございます。通常、貸借料率の変更は変更の5日前までに通知いたしますが、貸借料率の引上げについてはこの限りではありません。